リノベ奮闘記③ 完結編
こんにちは!斎藤英次商店マーケティングチームの中谷です。
今回はリノベ奮闘記の第3弾、完結編をお届けします!
5月26日、約1か月半にも及ぶ本社リノベーション工事が完工しました。同時に工事対応テレワーク期間も終了し、同じくして約1か月半振りに本社勤務者が出勤、顔を合わせることになりました。とはいえ実はリノベーション工事期間中のほとんどは、誰かしら本社でせざるを得ない仕事をこなすため、出勤していました。
今回、リノベーション工事をお願いしたのは株式会社イトーキ様。工事期間中も一角で業務をさせてもらうなど、色々融通を聞いて頂きました!ありがとうございます。
ABW(Activity Based Working)という観点から描かれたイメージをイトーキ様からご提案いただき、それを表現した本社事務所。早速、社長による竣工検査を経て、無事にスケジュール通り受け渡されました。ちなみにABW、詳細はイトーキ様のコラムにお任せするとして、簡単に言うと「仕事に合わせて生産性を高めるため、場所・人・時間を自分で選択すること」。簡単に言い過ぎているかも知れませんが、つまるところ我が社が求めていたことでした。

・竣工検査後にみんなでパシャリ
久々の出社後、まずしたことは、一部の据え置いたPC等設備の再接続・設置を行い、同時に、リノベーション工事着工前に営業所等、本社外に逃がした文書類を棚に戻す、という作業です。
リノベ奮闘記②でご紹介した「5Sの日」作業の逆手順になるわけですが、かかった時間は倍以上、午前中を全て使う羽目になったものの、それでも何とか終わらせることができ、午後から通常業務に戻りました。
さて個人で場所を固定しない訳ですが、まるで違う雰囲気を持ったエリアが存在し、ABWという観点から、仕事内容やメンバー、時間帯などによりその条件に合ったエリアを選んで作業することができます。
まぁネーミング通り、ですね。広さだけでみれば以前より狭くはなりましたが、そもそも実際利用面積で考えれば、十分な広さが確保されています。またTV会議用のスピーカーやマイクも常設しておけるのでとても便利になりました。そして雰囲気も落ち着いており、事務所スペースとはガラスで仕切られているだけなのですが、防音効果も申し分ありませんでした。
席数としては4席のみですが、パーティションで仕切られており、その高さも可動式。周囲を気にせず、作業に集中することができます。改装前は全てパーティションで仕切っていたので、まぁ我が社に関してだけ言えば、これまで通りの席、とも言えますが…
これまでもミーティングルームはありましたが、今回、フロアの中心に2ブロック、配置されました。以前は完全に仕切られていたのですが、今回はオープンな空間に配置されています。ファミレスのボックス席をイメージすると分かりやすいかも知れません。それなのに、以前の窮屈な感じがなくなったから…かどうかは分かりませんが、集中できるのが不思議です。
合間のちょっとした息抜き・休憩、ちょっとした雑談や他部門との交流、リラックスして思考を広げる、といったためのスペース、これまで存在しなかった空間です。今後、従業員が活用し、そこからヒラメキ、アイディアが生まれるであろう、希望に満ちた空間になる予感がします。
その他、吊り下げや間接照明があったり、天然木のテーブルがあったりと、やる気やイメージ、創造性を高めるため、様々な工夫が盛り込まれています!
そういった環境と自身の作業とを組み合わせ、自らで生産性を高めていくのです。

・エントランス風景

・入り口近くの柱にある間接照明

・吊り下げ証明と天然木テーブル
これまで以上に、オープンで創造的な風土を根付かせ、空気とアイディアの風通しを良くし、企業を停滞させないために、今回、リノベーションを実施しました。そしてこれは我が社のミッション・ビジョン達成にもつながっています。
あらゆるものが繋がり、循環していく。それが目指すものであり、そもそもの世界の在り様だとも思います。
皆様も同じように世界を感じてもらえれば幸せですね。