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斎藤英次商店本社

GW明けました!ロウ引き段ボール混入にご注意ください

㈱斎藤英次商店イノベーション推進部の谷下田です。
 
ゴールデンウイークも終わり、また日常が戻ってきましたね!
仕事モードに切り替えるのが大変、、憂鬱、、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな憂鬱な気分の対策として『次の楽しい計画』を建てることがおススメだそうです!
 
実は先日、初めて東国三社巡りをしてきました。
関東最強パワーを浴びられるだけでなく、マイナスイオンたっぷりの森林浴もできて心身ともにリフレッシュできました!
5月の気候にはぴったり。最高のアクティビティなので興味のある方は是非巡ってみてください。
 

 
それでは、本日はこれはリサイクルできないよ!の代表格『ロウ引き段ボール』のお話をさせていただきます。
 
はて?ロウ引き段ボール??聞いたことないけど、、
という方が殆どかと思いますので、先ず”ロウ引き段ボール”について説明させていただきます。
 
◆ロウ引き段ボールとは◆
防水加工として、段ボールにワックス(蝋)を塗布、又はワックスに”どぶ漬け”する加工を施してあるものです。
ほかの段ボール古紙と一緒に回収され、段ボール原料に使用されると、表面に「油じみ」が現れる製品不良を引き起こします。
※国内ではほとんど製造されていませんが、【輸入された青果・水産加工品用の箱】として出回っています。
 
一般消費者ではほとんど見かけることはありませんが、
青果物や水産加工品を扱うスーパーマーケットやデパートで働いている方は、
あ~あれね!と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そう!それです。
 
◆代表的な種類◆
輸入レモン、輸入ぶどう、輸入冷凍エビ、輸入冷凍魚などなど・・・
ほかにも、野菜や苗木など、ロウ引き段ボールが利用されている品物は多岐にわたります。
厄介なことに、箱のデザインが決まったものではなく、
輸入国による違い、また毎年デザインも変わるので、一概にこれですよ!!と注意喚起できないのです。
 
また、年々、ロウ引き段ボールの技術が上がっており、一目見ただけで分からないものも出てきています。
全ての輸入青果・水産加工品がロウ引き段ボールを使用しているわけでもなく、
輸入レモンや輸入ぶどうが全部ロウ引きなのか??というと、必ずしもそうとは言い切れない状況です・・
 
『蝋引き段ボール混入防止リーフレット』古紙再生促進センター
◆分別の実際◆
こればかりは人の目でよく見て判断するほかなく、
小売り店で品出しをされている店員さんから始まり、
➡小売店からの段ボールを回収する廃棄物会社のドライバーさん
 ➡回収段ボールを受け入れる古紙問屋の作業員さん
  ➡段ボール古紙を受け入れる製紙会社の作業員さん、
という沢山の人たちが、ロウ引き段ボールの製紙原料混入を防いでいます。
 
ロウ引き段ボール自体は年中発生していますが、5月頃から急激に増えはじめます。
もし見つけたら「これはリサイクルできないよね!」と、リサイクル段ボールから弾いていただけると嬉しいです。
 
斎藤英次商店では、様々な廃棄物のリサイクルに取り組んでいます。
これはリサイクルできる?どうやって処分したらいい?
そんな時は斎藤英次商店へお問合せください!
いつでもお待ちしています♪♪♪
 
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