斎藤英次商店は宇宙に進出できるか。
世界のニュース
月面探査計画「アルテミス計画」において有人宇宙船「オリオン」が月の裏側を飛行したというニュースが最近流れた。その距離約40万キロだそうな。
また月にはヘリウム3という資源が多く眠っており、そのエネルギーは地球の1万年分に相当するとか。試算方法は割愛するが、わざわざ木星まで採取しに行かなくても、当面は何とかなりそうである。

今後、月面での活動、施設の建設などが進んでいくと本当に西暦から新たな年号が始まる日も来るかもしれない。
環境問題
一方地球では、環境悪化が叫ばれて久しい。化石燃料依存からの脱却、再生可能エネルギーの活用、持続可能な開発目標を掲げ、一部を除き皆が地球の将来と向き合っている。
宇宙から見るととても小さな環境だが、それでも我々が生活する全てであり、80億人超がその影響下にいるのだから、ひとつの環境の変異が与える影響はやはり大きいと言わざるを得ない。

循環型経済
サーキュラーエコノミーという言葉がある。循環型経済と訳され、作る時から資源の循環を考え、使い切りではなく、次の素材、商品となるよう設計する。またその通りに再利用する。経済とある通り、この環を回し続けるのに必要なのは「コスト」ではなく「利益」を生むこと。環になるつなぎ目で利益が発生しなければ、継続は難しい。そういった意味では我々が携わっている古紙業界は早い段階からサーキュラーエコノミーが確立されていた。専ら物と呼ばれる所以である。

さてこう見てみると、現在の地球環境下では、「環境」と天秤にかけるのは「経済」、「お金」と言うことになるのだろうか。

循環型環境
では宇宙ではどうだろうか。極限環境下で活動し続けるために優先するのは生活環境の維持、もっと言えば生命維持こそが第一命題だろう。地球上であれば、そもそも生命維持のための環境はそこに存在し続けるし、特異な問題がなければ勝手に地球環境は循環し続けている。
しかし宇宙ではそうはいかない。そこで活動、生活をしようとするならば地球環境と同等の条件を再現し続ける必要がある。その方法を考えてみよう。地球環境を宇宙に運び出し続けるのはどうか。この案を実行するなら、地上から宇宙船で輸送するよりもまずは軌道エレベータで衛星軌道上まで物資を運んだうえで活用する方が現実的だろう。

もう一つの方法として、環境をその場で作り続けることが考えられる。宇宙空間からの酸素や水の生成は無理かもしれないが、惑星や衛星によってはその場で回収・生成が可能だそうだ。その他、再生可能エネルギーの活用、二酸化炭素の燃料化など、制限のある素材・資源は極力、人工的に循環させなければ成り立たない世界である。
ここでは「環境」と天秤にかけるものは「生命」そのものなのだから、切実だ。
もっとも厳密には地球環境下でも天秤にかけられているのは将来の「生命」であるはずなのだが…

斎藤英次商店
我が社はVision2046という長期目標を掲げている。自社のカーボンニュートラル達成、排出廃棄物のゼロを達成というものだ。
正直、この目標達成のためには、先に述べたサーキュラーエコノミーの円熟が切り離せない。どんな高尚な目的や行動でも、利益無くして企業は成り立たない。しかしこの目標を達成できるとしたら、取りも直さずそれは環境貢献におけるビジネスモデルが確立、資源の再利用など持続可能な開発も著しく進んでいることと思う。我々の事業範囲、静脈物流の経済が活発になるということは、再生資源の活用も活性化していなければ不可能であり、ひとつの市場が活性化すれば、更なる開発や雇用も進むものだからだ。
遠い将来、宇宙環境での活動・生活が当たり前になる頃、果たして人類は地球環境から逃れるために宇宙に出ているのか、新たなる世界を目指して宇宙に飛び出しているのか。今を生きる我々は後者であることを願うほかはない。
そして我らが斎藤英次商店は、今の精神をなくさぬ限り、舞台を宇宙に拡げ、環境と社会を下支えする企業として変わらず存在し続けることだろう。

※ブログ本文の画像は生成AIを使用しています。